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13年ぶりの到来KAWASAKI~ninja zx25r~

今回紹介するのはバイク製造会社kawasakiが発売したninja zx25rです。このバイクはkawasakiが13年ぶりに発売する250ccの4気筒となっています。この、250cc4気筒は1989年に登場したzxr250よく知られるようになり、その後に、この4気筒の系譜はバリオスに引き継がれるも、2007年にはこの4気筒は無くなってしまいました。そこで多くのファンが待ち望んでいたのがこのzx25rとなっています。ちなみにこの時発売されていたzxr250は45psと今回発売されるzx25rと同じパワーを誇ります。31年前のバイクと同じ性能なのかと思うかもしれませんが、排気ガス等に関する規制がどんどん厳しくなる昨今この性能を実現させたことはすごいことだと言えます。そこで今回はこのninja zx25rについて話していこうと思います。

 

 250cc4気筒の何がいいの

まずなぜ250cc4気筒がいいのかについてですが、昔から250ccという排気量に乗る人はとても多く、中型の部類に入るので昔のまだ大型2輪免許の取得が困難な時期から多くの人が乗ってきました。最近になって大型2 輪免許は誰でも取れるようになりましたが、それでも250ccの公道でも高回転まで回せると言う点において多くの人が乗っています。さらに、250ccの排気量だと車検もないのでさらに多くの人が魅力的に感じます。ここ最近発売されている中型のバイクのほとんどが2気筒なのに対し4気筒はさらに高回転型のエンジンになっているため、公道でも非常に高い回転数で扱うことができるので現代の人たちにも大いに人気です。

 

zx25rの特徴

今回発売されたzx25rは今までのバイクとどのように違うのでしょうか

新設計のエンジン

今回発売されたzx25rの特徴の一つに新設計のエンジンがあります。上の画像を見るとzx25rは2万回転まで回ることがわかります。

これはバイクの中でも圧倒的高回転でよく回るバイクでも1万7000~8000回転です。この高回転が多くの人を熱狂させます。しかもこの高回転が公道で出せるのですから、「公道でぶん回したい」と言う人にはピッタリです。

電子制御スロットル

ここ最近から搭載されるようになってきた電子制御スロットルが今回zx25rに搭載されています。従来のワイヤーを用いるスロットルではなく電気信号で感知することによってコンピューターの介入を可能にしています。実際1速に入れると勝手に回転数が上がりエンストをしにくくなっています。この後に紹介するクイックシフターにも大きな役割を果たしています。

クイックシフター

 

250ccクラスであまり搭載されることがないクイックシフターが今回スタンダード以外のクラスで標準装備になりました。先ほど紹介した電子制御スロットルによって、通常ギアチェンジする際に必要となるアクセル操作を代わりにやってくれるので、運転者はAT車のようにただアクセルを捻りながらギアを上げ下げすることが可能になりました。これは長距離の運転の際に運転者の負担を非常に軽減してくれます。

 

なぜここまで売れているのか

価格

まず今回発売されるzx25rの価格ですが

zx25r: 825,000円

zx25r se: 913,000円

zx25r se KTR edition: 913,000円

となっています。当初多くの人が新型zx25rは100万円を超えると予想されていましたが

スタンダードモデルは825,000円と250ccにては値が張るものの、いい意味で

多くの人の期待を裏切りました。

この価格で販売できた理由

今回このzx25rを販売するにあたってkawasakiの努力の凄さを感じるものとなっています。コストダウンのために多くの部品を流用しています。この努力が今回搭載している新設計のエンジン、クイックシフター、電子制御スロットルにお金を掛けても100万円を切ることができました。日本に存在する他の3大バイクメーカーはこの値段でこの装備の250cc4気筒は出せないのではないでしょうか。

どん人に売れているのか

今回発売されたzx25rは当初多くのリターンライダーに売れるのではないかと言われていましたが、実際発売されてみると、リターンライダーは確かに多かったのですが免許を取り立てのライダーにもヒットし多くの台数を売り上げ、予想生産台数を大きく上回っています。だからこのzx25rは今バカ売れなのです。

 

まとめ

今回紹介したzx25rは 250cc4気筒で多くの世代にヒットしバカ売れしています。多くの最新装備が充実し、今現在そしてこれからも売れていく歴史に名を残すようなバイクになるだようと思います。そしてこれからさらに多くのライダーが増えてこの業界が賑わってくれることを願っています。どうもありがとうございました。